小学生の時、親しい友だちからちょっとしたことで誤解を受けました。それがきっかけで同じグループから仲間外れにされました。しばらく一人ぼっちになり、遊び仲間を見つけるのに苦労しました。
その時から、いつも相手の顔色を過剰に気にするようになりました。相手に耳当たりの良いことばかり言い、頼まれたことは全部聞いてあげて、気に入らないことがあっても感情を抑え込みました。
大人になるにつれて、そんな自分がだんだんみすぼらしく思えてきて、ストレスもたまりました。身も心も疲れ果てた状態になり、母の勧めで通い始めたのがイルチブレインヨガです。
最初は「これは私の役に立つんだろうか」と疑問に思ったりしました。そのたびにスタジオの先生がポジティブな言葉をかけてくれ、私に合ったトレーニング法をアドバイスしてくれました。そのおかげで、だんだんと体が軽くなり、苦しかった心も楽になっていきました。
イルチブレインヨガのおかげで冷静に自己分析ができるようになり、他の人に無条件でやさしく接するのが良いとは限らないと思うようになりました。「自分を否定してまで人にやさしくするのは、その人にも役に立たない」と考え、自己肯定感を養うようになりました。自分自身を尊重できたとき、はじめて相手も私を尊重してくれて、私も相手を心から尊重できる――。今はそう思います。
最近は、会社の同僚や友人からも「明るくなった」と言われます。誰かから褒められるより自分でほめるときに大きな喜びを感じるようになりました。