「自分を丸ごと認められるようになった」(30代、女性)
夫との関係や子育てでの悩みが重なり、情緒が不安定に。ささいなことで怒る性格になってしまいました。対人関係がうまくいかなくなってきました。その反面、ひとりになるのを怖がり、つねに他人に一緒にいてもらいたがり、拒否されると執拗に執着し、相手を批判したり、悪口を言ったりしていました。
そんなときに友人からイルチブレインヨガを勧められ、「感情コントロール」を題材にした特別講習に参加しました。そこで、感情を変えるためには、体や脳に働きかければよいということを知りました。そのためには呼吸がカギを握るとのこと。また、体の中を流れる「エネルギー」というのものが、その人の感情のあり方を左右しているということを教えてもらいました。
フィジカルなアプローチで心を動かすということに興味があったので、定期レッスンに参加するようになりました。すると、体と心のつながりが感じられるようになりました。
もともと私は「こんなこともできないなんてダメだ」などと自分を否定的に見がちでしたが、自分をありのままに受け入れる意識が芽生えてきました。欠点も含めて自分を丸ごと認めてあげることができると、他人を見る目も変わってきます。家族や他人の良いところも見えてきて、自然にほめることができるようになりました。人間関係がとても穏やかになりました。
「負の感情や考えを止められるようになった」(女性)
思い起こせば、イルチブレインヨガを始めたのは2年です。
そのころ、私は将来のことに不安を抱え、いつも気がせく感じがありました。焦燥感というのか、将来のことを考えるといてもたってもいられなくなり、うろうろしたり、じりじりとしたいらだちを感じました。「これからどうなるのだろう」という漠然とした不安感で押しつぶされそうでした。
イルチブレインヨガのおかげで、イライラや不安を上手に制御できるようになりました。負の感情や考えが止まらないという状態がなくなったのです。
今では良くない出来事があっても、落ち込むのでなく、それを何かのサインととらえて、むしろ問題を解決するための糸口として活かすことができます。